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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #61 -スターテンド・ギレネス-
UPDATE:2026.02.06
■スターテンド・ギレネス■
『Shadow Labyrinth』における最終ステージであり、惑星ゼビウスの“真の敵”がいる最終拠点スターテンド・ギレネスの説明をする。
惑星ゼビウスの言語において、スターテンド(Startend)は「万物・次元・存在」。
ギレネス(Guileness)は「支配・占領」を意味する。
すなわちスターテンド・ギレネスとは、「あらゆる存在と次元を支配」という意味であり、そのための拠点として捉えるとかなり物々しい意味となる。
本要塞は単なる軍事施設ではなく、惑星ゼビウスにおける支配・統治・侵略計画の中枢として機能している。
もともとかつての惑星ゼビウスの“真の敵”は、アドーア・ギレネスとその地下を本拠地(※)としていた。
※『スーパーアドベンチャーゲーム・ゼビウス(1985年・東京創元社)』
しかし、博士が開発したナプルーサ・バキュラ溶解液、それを用いてアドーア・ギレネスに侵入したP.J.およびカーチャ、さらに地球側によるソル・バルウを中心とした反攻作戦。
これらが同時に発生したことにより惑星ゼビウスの“真の敵”は大敗を喫する。
この戦いの結果、惑星ゼビウスの“真の敵”は膨大なESPを失い、主要な攻撃手段の大半を喪失した。
この敗北を受け、“真の敵”は即時に地球からの撤退をするが、次なる侵略計画であるファー・ドラウトに備えて、同じ轍を踏まないため、さらに地下深く、より強固な拠点を作り逼塞する決断を下したのである。
地下に新たな拠点を築くにあたり、“真の敵”は残存するESPの大半を投入したが、より強固にするためにはそれでも足りなかった。
そのためそれまで共存してきた惑星ゼビウス住民から膨大なESPを吸い上げて、それも拠点の建設に費やし、長い時をかけて巨大な地下要塞を構築した。
こうして誕生したのが、スターテンド・ギレネスである。これは敗北後の撤退拠点であると同時に、次回のファー・ドラウトに向けた再起のための中核施設でもあった。
3333年時点において、スターテンド・ギレネスは、ファー・ドラウトに関与する6惑星のうちシオウスを除いた5惑星が保有するギレネス・シリーズの中では最大規模を誇る。
ゲーム中のマップでは簡略化されて描写されているが、設定上は直径約50kmにも及ぶ。
また、惑星ゼビウスの“真の敵”は単独の存在として惑星全体の統治判断を行っているため、スターテンド・ギレネスは軍事要塞であると同時に行政中枢施設としての役割も担っている。
さらにスターテンド・ギレネス内部には、アドーア・ギレネス:8基と、グルゼーグ・シリーズ:多数が搭載されている。さらに、内部にはウグジャイ(※)と呼ばれる装置によって保存されたゼビウス人約25万人が収容されている。
※ウグジャイとは、惑星ゼビウスで使用される特殊な長時間睡眠型生命維持装置である。
他のギレネス・シリーズの例に漏れず、スターテンド・ギレネスはこのサイズながら機動要塞としての機能もあり、真に緊急時には宇宙へ脱出できるようになっているが、今回の『Shadow Labyrinth』では、そういった利用はしていない。
この要塞を維持するためには、莫大なエネルギーが必要とされる。
その供給源として、亜空間ESP回路、3次元ESP回路、そしてそれらの端末として機能する地上のハークテル・シリーズと接続されており、回路を通じてESPの回収を行うことで要塞の稼働を維持している。
その一方で、惑星ゼビウスで回収されたESPは、惑星ゼビウス自体の改造、ウグジャイの維持(ゼビウス人の種の保存)、次回ファー・ドラウトのためのESP蓄積と、これらにすべて充当されており、余剰はほとんど存在しない。
そのため、要塞内部で常時活動している戦力は極めて限定されており、現在稼働しているのは、ゲートキーパーとして配置された4体のブラグザのみである。



