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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #62 -トリビア終章に向けて①-

UPDATE:2026.02.09

■トリビア終章に向けて①■

 

注意:ブラグザと惑星ゼビウスの“真の敵”に関する説明が含まれます。
もしネタバレを避けたい場合は、以下は読まないことをおすすめします。

 

 

 

 

 

これまで『Shadow Labyrinth』における様々なトリビアを書いてきたが、それも終盤へと差しかかっている。

これからは、ブラグザたちと惑星ゼビウスの真の敵について扱う。
どちらもすでに様々なトリビアの文中で断片的に語られている部分もあり、なんとなく全体像は掴めていると思うが、あらためてその発生から整理していきたい。

このトリビアでは、あえて絵は置かない。
本稿は、これまでのトリビアを把握していることを前提とした内容であり、全ての読者が容易に理解できるものではない。
そのため、あえて耳目を引くようなビジュアルは用いない。

 

「ブラグザ(Bragza)」とは、惑星ゼビウスの言葉で「真打ちの・本当の」を示す言葉であるが、より正確には正体本質といった、事物に内在する真の姿を指す意味合いが強い()。

※惑星ゼビウスで使われている言葉は、ESPによる精神通話と連携して用いられるため、一語多義である。「ブラグザ」もまた、正体や本質が対象となる事物によって意味が変化する。

 

Shadow Labyrinth』に登場する4体のブラグザたちは、惑星ゼビウスの“真の敵”が極めて初期段階に創られたブラグザである。
惑星ゼビウスが、まだ『Shadow Labyrinth』の世界である「ν宇宙」へ超次元ワープで転送される以前、元の宇宙に存在していた時代に、惑星ゼビウスの“真の敵”は、ファー・ドラウト以前の段階において地球侵攻を行うにあたり、自らの分体を創造し、その代行者とした。

 

実はこれらブラグザだが、『Shadow Labyrinth』で出会う前に、一部の者はすでに目にしている。
『ゼビウス』で登場する4基のアドーア・ギレネスをG-Hostとして操っている存在こそが、『Shadow Labyrinth』に登場するブラグザたちである。
『ゼビウス』の時代においては未分化の状態であったため、『Shadow Labyrinth』のときほど明確な形状や色合いは持っていなかった。

 

『ゼビウス』において、地球侵攻に派遣されたブラグザたちとアドーア・ギレネスは、ソル・バルウの攻撃によって全て破壊され、敗北した。
分体として不完全なブラグザ状態にあった彼らは、その後、かろうじて惑星ゼビウスの真の敵によってテレポートで強制的に回収されたが、その際、全長約8キロにも及ぶアドーア・ギレネスを形作っていたナプルーサ・バキュラや、地球侵攻用のESPタンクであるバーラなど、装備の大半が地球上に捨て置かれた。
特にナプルーサ・バキュラは、イル・ドークトよりも高密度にESPを圧縮したESP結晶金属であり、言い換えれば地球に膨大なESPを置き去りにしたのと同義であった。
その結果、ブラグザたちが帰還した時点でのESP総量は、派遣時の4%程度にまで低下していた。
また、ブラグザたちが帰還した時点で、すでに惑星ゼビウスの真の敵は、バグルス(シオ・ナイト)の支援を受けたP.J.やカーチャらによって手痛い敗北を喫し、休眠状態に陥っていた。
真の敵には、ブラグザたちに補充できるESPすら残されていなかったのである。

 

数年後、惑星ゼビウスの真の敵は復活し、その時点で回復していた3体のブラグザとアドーア・ギレネスを再び地球へ侵攻を行った。
これがアーケードゲーム『ソルバルウ』へと繋がる。
このとき前回と同じ轍を踏まず、1体のブラグザを惑星ゼビウスに残留させることで、再び地球から来ていたP.J.と、それに協力するカーチャ、ニーナ、博士を暗殺した。
しかし、そうした工作とは別に、この『ソルバルウ』においても地球侵攻は叶わなかった。
そしてソル・バルウだけでなく、P.J.もまた真の敵あるいはブラグザを打倒し得る力を持っていた。
地球に派遣された3体のブラグザが操るアドーア・ギレネスとガル・アドーア・ギレネスは再び破壊され、惑星ゼビウスに残留し暗殺を実行したブラグザも、最終的には相打ちに終わった。

 

こうして『ゼビウス』と『ソルバルウ』、二度にわたる地球侵攻はいずれも失敗に終わった。
その都度ブラグザたちは破壊され、回収時にはESPの大半を喪失していたため、惑星ゼビウスの真の敵は、もはやファー・ドラウトの実行条件を満たすだけのESP総量を確保できない段階に追い込まれていたのである。

 

惑星ゼビウスの真の敵の単独行動に出たことで、ファー・ドラウトの発動条件である「6つの惑星のESPを地球に送る」が成立しなくなったことから、再度休眠から目覚めた惑星ゼビウスを含む6つの“真の敵”は協議し、この世界からの離脱を決断した。
6つの星系を同時に全て超次元ワープ(スーパー・ロジック・ドライブ:SLD)で「ν宇宙」へと移動し、次なるファー・ドラウトまでバグルスとソル・バルウの存在しない世界でESPの回復を行うという行動に出たのである。

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