NEWS

GAME

【発売1周年記念】 タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア 特別版 #1

UPDATE:2026.07.19

■シャドウラビリンス・ゼロ①■

 
久しぶりとなります。
世界観・各種設定・ストーリー監修を担当した夛湖です。
 
この度は『Shadow Labyrinth』の1周年ということで、あらためてトリビアの企画をいただきました。
 
『Shadow Labyrinth』では、発売直前にプロモーション用にショート・ムービーを3本出させていただきました。
今回のトリビアでは、こちらの元となった構成メモ(Scene Outline)を出させていただこうと思います。
 
発売直前の限られた制作時間の中、このような長いデモを作ることは到底難しく、どうにかプロモーションチームの頑張りで一部を抜粋したショート・ムービーを作っていただけました。
あらためてこの場を借りてプロモーションチームの皆様にお礼を申し上げたく思います。
 
なお、今回の掲載に合わせて、多少の修正を行ってありますが、それでも一部の設定にはゲームと齟齬がある場合もあります。
そこは、ゲームが正しいものと思っていただきますようよろしくお願いします。
 
第1話は、Operation Cheyenneでの惑星ゼビウス突入のシーンとなります。
 
【ショート・ムービー 第1話(PAC-MAN公式X @officialpacman)】
https://x.com/officialpacman/status/1948775389049811118
 

F/I
 
黒画面。焚き火の爆ぜる音。
焚き火に向かい合うPUCKと主人公「8番目」。
火をぼんやりと見つめている。
 
PUCK:「孤独…そういままでずっと孤独で戦い続けていた」
 
主人公「8番目」、わずかに頭を動かす。(しかし口がないので答えられない)
PUCK:「120年…待ったんだ…」
 
F/O

F/I
黒画面。中央に
「銀河連邦標準時(UGST)」
「3210年4月6日」
「銀経0度12分 銀緯-89度46分」
の表示
 
F/O
F/I
 
ワープ空間。走る光の帯。
下手から、ワープ空間を通過中の7隻の戦艦からなる艦隊が登場。徐々に上手へと向かっていく。
7隻が登場し終わったあと、さらに一際巨大なロケットのような艦が下手から上手へと向かって登場。
 
CUT
テーベーの眼の前にはレーダーコンソールパネル。正面から見ている。
パネルには中央に巨大な艦のシルエット表示と、「O.C.G.A.I.A.(Operation Cheyenne G.A.I.A.)」の表示。
その前方には、横陣で6隻の戦艦が展開しているのがシルエットで表示。
そのうちの1つの戦艦のシルエットが光り、無線が入る。
 
アドミラル・マイヤー艦長:「こちらアドミラル・マイヤー。」
アドミラル・マイヤー艦長:「D通信で入電を確認。陽動作戦【オペレーション・ラグナロック(Operation Ragnarok)】の状況は芳しくない。」
アドミラル・マイヤー艦長:「現在コードネーム【プラネット・フォース】に対して、4か国連合軍の損耗率は43%に達した」
 
他の戦艦のシルエットの光点が光り、無線が入る。
アドミラル・イェーガー艦長:「こちらアドミラル・イェーガー。」
アドミラル・イェーガー艦長:「予定よりも陽動艦隊の損耗速度が速い。アサルト教義に基づき【超光速強襲(F.T.L. Assault)】の提案を具申する」
 
戦艦のシルエットの光点が光る。
アドミラル・マイヤー艦長:「こちらアドミラル・マイヤー。」
アドミラル・マイヤー艦長:「本官も同意。しかし実行にはオペレーション・コマンダーの決定が必要となる。」
アドミラル・マイヤー艦長:「オペレーション・コマンダー、どうしますか?」
 
CUT
暗く、背景にモニターパネルが所々で光るコクピット。
口から下のみが映り、顔は暗く見えない。バストショットのテーベー。
 
テーベー:「こちらオペレーション・シャイアン・ジーエーアイエー(Operation Cheyenne G.A.I.A.)」
テーベー:「提案を承認。護衛艦隊Aはハイパードライブからドライブアウト後、超光速強襲で【プラネット・フォース】防衛圏を突破。その後、本艦は大気圏突入。」
 
ビッ!とインフォメーション音がなったあと、マシンボイスで状況が伝えられる。
マシンボイス:「ドライブアウトまであと10秒」
 
CUT
テーベーの座る席の更に前には巨大モニター。ワープ中の光の帯のトンネルを正面に見た映像が映し出されている。
マシンボイスで状況が伝えられる。
マシンボイス:「ドライブアウトまであと5秒」
マシンボイス:「4」
マシンボイス:「3」
マシンボイス:「2」
マシンボイス:「1」
マシンボイス:「ドライブアウト」
巨大モニターに映し出されたワープの光の帯のトンネルをわっと抜ける。正面には作戦目標の【プラネット・フォース(ゼビウス)】が見える。
 
CUT
口から下のみが映り、顔は暗く見えない。バストショットのテーベーに戻る。
テーベー:「これより作戦を開始する」
テーベー:「ブースターユニット・セパレーション」

CUT
コンソールパネルの中央にある巨大な艦のシルエット「O.C.G.A.I.A.」から、後半部が切り離されるアニメーションが表示される。
マシンボイスで状況が伝えられる
マシンボイス:「ブースターユニット・セパレーション」
(理想的にはここでCUTをいれて、分離した状況を外観で見せる)
 
CUT
口から下のみが映り、顔は暗く見えない。バストショットのテーベーに戻る。
テーベー:「DFD点火。全力運転開始。超光速を維持。」
マシンボイス:「DFD全力運転。【プラネット・フォース】防衛圏突破まであと20秒」
マシンボイス:「前方、高エネルギー反応」
 
突如、ガガガガンッと激しい音と振動。画面全体が揺れる。
 
CUT
コンソールパネルの中央にある巨大な艦のシルエット「O.C.G.A.I.A.」に「Damaged」のテキスト表示が重なる。
 
CUT
口から下のみが映り、顔は暗く見えない。バストショットのテーベーに戻る。
ビビッ!と警告音。コクピット内全体が赤色光に変更。
マシンボイス:「【プラネット・フォース】よりESP感知。ESPバリア。」
アドミラル・イェーガー艦長:「こちらアドミラル・イェーガー!」
アドミラル・イェーガー艦長:「本宙域にもはや友軍が居ない! 陽動作戦は失敗…」
敵からの攻撃。コクピット内全体に白い光が走る。一瞬、テーベーの顔が見える。
 
CUT
艦隊の俯瞰。戦艦の1隻が大爆発を起こす。
 
CUT
口から下のみが映り、顔は暗く見えない。バストショットのテーベーに戻る。
マシンボイス:「アドミラル・イェーガー爆沈」
アドミラル・マイヤー艦長:「こちらアドミラル・マイヤー!」
アドミラル・マイヤー艦長:「護衛艦隊は残5隻。オペレーション・コマンダー、作戦は続行か撤退か!」
 
CUT
テーベーの口元アップ。ぎゅっと唇を噛む。強く噛んでおり震えている。
テーベー:「…作戦続行。本作戦に銀河連邦の…人類の未来がかかっている。撤退は許されない。」
アドミラル・マイヤー艦長:「こちらアドミラル・マイヤー」
アドミラル・マイヤー艦長:「了解!全艦隊、G.A.I.A.の前方に紡錘陣形展開」
アドミラル・マイヤー艦長:「ESPに攻撃は無駄だ。エネルギー配分はENDシールドに80%を回せ!推進20%を維持!」
アドミラル・マイヤー艦長:「レイヤーパターンはN-D展開!Nを84レイヤー。Dを6レイヤー。前方集中展開!後方は気にしなくていい!」
テーベー:「すまない…提督」
 
再び爆発音が響き、画面が軽く揺れる。テーベーの顔に白い光が入る。
マシンボイス:「アドミラル・ノダ爆沈。護衛艦隊、残数4隻」
アドミラル・マイヤー艦長:「なぁに。少しでも時間稼ぎできればね」
また爆発音が響き、画面が軽く揺れる。テーベーの顔に白い光が入る。
マシンボイス:「アドミラル・ヘイズワード爆沈。護衛艦隊、残数3隻。【プラネット・フォース】到着まであと15秒」
 
CUT
コクピットの奥に巨大モニター。手前にコンソールとテーベーの背中が見える構図。
テーベー立ち上がり、巨大モニター内に徐々に大きく映り込んでいくプラネット・フォース(惑星ゼビウス)を見つめる。
巨大モニターに映る惑星ゼビウスからはESPエネルギーの攻撃。身を挺してG.A.I.A.を護る残る3隻の戦艦。
テーベー:「あと少し…あと少しで届く…」
 
巨大モニターに映る戦艦3隻のうち、左側の1隻に被弾し爆発。
マシンボイス:「アドミラル・ハイニック爆沈。護衛艦隊、残数2隻。【プラネット・フォース】到着まであと12秒」
テーベー:「…お姉ちゃんならこんなとき…」
 
巨大モニターに映る戦艦2隻のうち、真ん中の1隻が被弾し爆発。
マシンボイス:「アドミラル・スタインウェイ爆沈。護衛艦隊、残るはアドミラル・マイヤーのみ。【プラネット・フォース】到着まであと8秒」
アドミラル・マイヤー艦長:「本艦をG.A.I.A.の前に寄せろ!あと8秒持てばいい!急げ!」
巨大モニターに映る右側にいた最後の1隻が、Operation Cheyenne G.A.I.A.を守るように中央へと移動していく。
 
CUT
戦艦斜め前俯瞰の構図。
敵のESP攻撃を一身に受ける。前方のシールドである程度中和しているが(弾きません。中和します)、徐々に被弾が増えていく。
アドミラル・マイヤー艦長:「コマンダー、どうやらお別れのようです。短い間ですがお世話になりました。貴女に運命を託します。どうかご武運を…!」
 
CUT
巨大モニターに映る戦艦が燃え上がりながら左へとアウト。アウト後に爆発の光が見える。もはや惑星はモニターを埋め尽くすほどに接近している。
マシンボイス:「アドミラル・マイヤー爆沈。残るは本艦のみ。」
テーベー:「ありがとう…ありがとう…!」
マシンボイス:「【プラネット・フォース】到着。大気圏突入シーケンスを開始します。」

CUT
Operation Cheyenne G.A.I.A.外観ドアップ。
テーベー:「DFD全力制動開始!ENDシールドは前方集中展開!」
G.A.I.A.のエンジン部(DFD)が発光し、前方向に粒子が流れる。透明の薄いエネルギー膜(ENDシールド)がG.A.I.A.前方に多重に展開される。
 
CUT
Operation Cheyenne G.A.I.A.の前部を映す。
今度は惑星表面から大量のESPエネルギーの攻撃が命中。ENDシールドが全て割れて、G.A.I.A.前部に命中。爆発と振動。
マシンボイス:「全てのENDシールド消失。降着用リバーサー使用不能。大気圏突入まであと5秒。」
 
CUT
テーベーを映す。テーベーは目の前のコンソールを叩くように命令を入力する。その間にも爆発光が差し込みつつ振動でカメラが揺れる。
テーベー:「DFD停止。ソフトランディング中止。ハードランディングに切り替え。イナーシャ・キャンセラー全力運転!」
もう惑星は目の前。突入地点の大陸がはっきり分かる。
マシンボイス:「イナーシャ・キャンセラー全力運転開始。計算では衝撃吸収は不可能。」
テーベー:「かまわん。到達すればいい。このまま突入だ。」
大気圏突入。モニターの風景が真っ赤に染まる。断熱圧縮の振動でガクガクと揺れている。
 
CUT
空。奥から手前方向に点のような状態、徐々にG.A.I.A.が正面アップになるまで墜ちてくる。
 
CUT
コンソールパネルの中央にある巨大な艦のシルエット「O.C.G.A.I.A.」には、次々と破損アラート表示が出てくる。
すごい勢いでカウントが減っていく高度計。
ビーッ!ビーッ!とずっと緊急警告音が鳴り響いている。
警告ボイス:「Reverse thrust! Reverse thrust!」
マシンボイス:「破損率52%。現在自由降下中。作戦成功率低下。」
警告ボイス:「Reverse thrust! Reverse thrust!」
 
CUT
テーベーの口から下のバストショット。恐怖と作戦遂行の重圧に耐えきれず唇を噛み涙が頬を伝う。
警告ボイス:「Reverse thrust! Reverse thrust!」
とてもとても小さく、そしてかすれた声で
テーベー:「…助けて…お姉ちゃん…」
警告ボイス:「Reverse thrust! Reverse thrust!」
マシンボイス:「オペレーション・コマンダー保護モードに入ります。安定薬投与。」
 

CUT
コクピットの巨大モニターに映る迫りくる地上。もう激突寸前。どう見ても回避不可能。
警告ボイス:「Reverse thrust! Reverse thrust!」
 
CUT
画面暗転し、強烈な轟音が響きわたる。
マシンボイス:「強制降着完了。コマンダー意識消失に伴い作戦続行不能。作戦を自動実行します。」
マシンボイス:「SBD(Super Blaster Drill)起動。貫入開始。」
 
響き渡る轟音が徐々に消失。しばらく余韻。
ピッ…ピッ…ピッ…ピッ…としばらく定期的な電子音が鳴り続ける。
マシンボイス:「異常発生。SBD停止。作戦中止。」
マシンボイス:「これより本艦は休眠モードに入ります。」
 
ピッ…ピッ……ピッ………ピッ…………という音が徐々に弱くなっていく。
F/O

F/I
タイトル挿入
「Shadow labyrinth」

PAGE TOP