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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #9
UPDATE:2025.10.08
■惑星ゼビ・ウス■
(以下、多少のネタバレを含むので注意のこと)
ギアを一つ上げていく。
『Shadow Labyrinth』の舞台は、最初は「惑星」としか言われないが、実はこの「惑星」とはゼビウスであることが中盤にわかる。
現地の言葉では「ゼビ・ウス」となる(以下ゼビウスで呼称)。
「ゼビ(Xevi)」は数字の「4」を指すが、他にも第4の、4重の、といった4にまつわる意味も持つ。
「ウス(Ous)」は「星」の意味を持つが、恒星、星系、惑星といった天体にまつわる意味も持つ。
訳語としては、「第4の惑星」「4番目の惑星」「惑星4」といった意味合いを持つ。
ESPを基本スキルとするこの惑星では、語彙にESPの思念が込められるため、表音文字でありながら意味の大半はESPによって補完して伝えられる。
さて、そのゼビウスだが惑星全体の地図としてはこうなる(※)。
実はゲームメニュー画面でも背景に見られるが、今回平面図として初公開する。
全体的な大陸の構成は我々の住む地球に近い。
これは“真の敵”が持つESPによって地球のコピーとするべく大陸移動が制御されているからである。
今回の『Shadow Labyrinth』での舞台は①の部分にあたる。
過去のゼビウス関連作品である、『スーパーアドベンチャーゲーム・ゼビウス(1985年・東京創元社)』での舞台は②の部分がそれぞれ舞台となる。
①の周囲が環礁状になっているのは、オペレーション・シャイアン・G.A.I.A.の降着とスーパー・ブラスタードリル使用時のエネルギーによって、陥没・隆起した結果である。
このとき発生した津波で周囲の大陸沿岸部・島嶼部が一部消失し、壊滅的な被害を与えている。
※上図は球体貼り付け前のデータのため、左右方向に縮まっています(縦横比1:2が正しい)。