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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #10

UPDATE:2025.10.10

■反転の関係■

 

私はこのゲームでの世界観や設定担当として呼ばれたが、すでにゲーム制作は中盤に差し掛かっており、途中からの参加となった。
その際、最初に確認したのが、発売年(つまりパックマン何周年か?)であった。

 

その答えは2025年夏発売予定(つまり45周年)とのことであった。
45周年だからといって軽んじる訳では無いが、逆に言うと、思い切った挑戦は今回しか出来ないと考えた。
50周年つまりハーフ・センチュリーともなるとアニバーサリー・イヤーとしてはビッグイベント過ぎて王道を外したパックマンは非常に難しい。

 

そこで、「思い切ったアプローチをとっても良いか?」といった旨を開発マネージャー(開発のボス)に聞いたところ、最初からそういう狙いであることはプロデューサーとも合意しているので問題ないとの回答が得られた。
そのため従来のパックマンとは異なるアプローチを随所に施した。
以下は、そういったものの一つである。

 

Shadow Labyrinth』の主人公「8番目」とPUCKの関係性は、実は『パックランド』におけるパックマンと妖精の関係性を元に、それを反転させている。

 

プレイヤーが、この世界に迷いこんだ妖精を守るパックマン側になるのがパックランド。

プレイヤーが、この世界に迷いこんだ「8番目」としてPUCKを守る側になるのがShadow Labyrinth

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