NEWS

GAME

タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #34

UPDATE:2025.12.05

■アイギーナ ―優しき姉そしてRoot Unitの間―■

 

Shadow Labyrinth』内に登場する反“真の敵”組織「バグルス」のエージェントの一人「アイギーナ」について説明する。

元は、銀河連邦では銀河連邦中枢コンピュータ・グリッド「Federation FEDCOM」の承認ユニット(ルートユニット)のひとつ12代目Root Unit Type YellowR.U.T.Y.)である。
時代によって分掌や権限は異なるが、アイギーナが就任していた2810年時においては生産・開発を司っていた。

 

人間ではなく、ナノバイト・マテリアルで作られる女性型人造人間(ガイノイド)である。
製造会社はニューコム社。メインフレームはF-M型。ベースDNAはハプログループR1a/C1a1ハーフ。
髪色は人類との区別のためDNA操作によりピンク色(ナデシコ色)となっている(ある特定の条件で金髪にも変更可能)。
長い寿命(300歳~500歳程度)と成熟後の外観変化が少ない(テロメアが抑制されている)以外は人間と大きく変わらない。

 

同時期のルートユニットは、R.U.T.R.ルガーバ(Rughabah)、R.U.T.V.ヴィーク(Viek)、R.U.T.G.レクス(Lex)、R.U.T.B.バイバルス(Baybars)、R.U.T.O.オウスノミコト(Ousu-no-mikoto)、R.U.T.I.イシュタル(Ishtar)となる。

 

さらにアイギーナには19の予備ユニットがあり、アーソーピス(Asopis)、アンティオペー(Antiope)、エウアドネー(Euadne)、エウボイア(Euboea)、オーエロー(Oeroe)、オルニア(Orneae)、カルキス(Chalcis)、クレオーネー(Cleone)、コムベー(Combe)、コルキューラ(Corcyra)、サラミース(Salamis)、シノーペー(Sinope)、タナグラー(Tanagra)、テスペイア(Thespiae)、テーベー(Thebe)、ネメアー(Nemea)、ハルピンナ(Harpinna)、プラタイア(Plataea)、ペイレーネー(Peirene)となる。

※ややこしいが、同時期のルートユニットと予備ユニットはいずれも兄弟姉妹ユニットとして扱われる。

 

2810年、アイギーナ(当時はR.U.T.Y.)はディメンション・ワープドライブ(DWD)実験の事故で惑星オリウスへと飛ばされた。
7回にわたり帰還を試みるも惑星オリウスの真の敵の妨害にあい帰還ができなかったため、現状を打破するためにDWDを使い異世界人の召喚を試みる。
この試みは成功し後にバグルスのエージェントの一人となる「名無し」を召喚。
ともにオペレーション・マーチアンドデストロイを実行。
他の召喚者の協力を得て4年後に真の敵を撃破した。

銀河連邦に帰還すると数年後にはルートユニットを退任し、「名無し」とともに失踪している。
R.U.T.Y.の後任はペイレーネー)これより前にすでにバグルスのエージェントとなっていたようだが、異世界から来た「名無し」が銀河連邦市民権を得るまで退任を待っていたと思われる。
エージェントとなった後はシオ・ナイトの力を分けられ、ESPの使用が可能となっている。

 

特にかわいがっていた妹ユニットであるペイレーネーとテーベー、姉ユニットであるR.U.T.V.ヴィーク、弟ユニットであるR.U.T.B.バイバルスと仲が良かったということもあり、バグルスに属してからもこの4ユニットを大変気にかけていた。
ただペイレーネーは性能が高くアイギーナのR.U.T.Y.後任を卒なくこなしており(退任後はUGSFに属しコマンダー候補の一人となった。『Shadow Labyrinth』にもその名前が出てくる)、R.U.T.V.ヴィークは結婚により退任、R.U.T.B.バイバルスは新宇宙秩序戦争(The New Space Order War2845-3210)の初期で戦死してしまったため、残るテーベーを特に気遣っていた。
“真の敵”に知覚されてしまうため表立ってはいないが、実はオペレーション・シャイアン以前より影からテーベーのことを助けていたりする。

 

なおこれは余談となるが、彼女の名前はオペレーション・マーチアンドデストロイ時にはルートユニット名のアクロニムである「ラティー(R.U.T.Y.)」と呼ばせていたが、本名は「アイギーナ」である。
この本名はバグルスや兄弟姉妹ユニット、そして「名無し」にしか呼ばせていない。

PAGE TOP