NEWS

GAME

タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #35

UPDATE:2025.12.08

■名無し ―ディープカバーエージェント―■

 

Shadow Labyrinth』内に登場する反“真の敵”組織「バグルス」のエージェントの一人「名無し」について説明する。

ゲーム中は一切登場しない。
なぜなら彼は“ある原案”とエンディング演出原案のみにしか存在しないためである。

ただしゲーム上に出現するメカや、歴史上では大きな存在となる。

 

彼はこの宇宙ではない異世界の存在(バグルスは「ι宇宙」と呼ぶ)である。
2810年に初めてこの世界に召喚された後、数年をかけてアイギーナ(R.U.T.Y.)とともに“真の敵”の1つを休眠に追い込んだ。
その“真の敵”がいた惑星の名前は「オリウス(オリ・ウス)」であった。
つまり彼が『しんぐんデストロ~イ!』の主人公である。

惑星オリウスの“真の敵”を休眠に追い込んだあとは、元の世界へと帰還せず、そのまま銀河連邦にとどまり市民権を取得。
後にバグルスに加わりエージェントとして活動する。

 

異世界人ならではの奇想天外な発想(主にゲームから着想を得ることが多い)が、惑星ゼビウスでの“真の敵”への攻撃に貢献している。
いわゆる巨大な塔を用意して(『ドルアーガの塔』)、それで落として穴を開けて(『ディグダグ』)、杭を打ち込み(『ディグダグ2』)、ESP回路をアタック(『パックマン』)して、無人爆弾を送り込んで破壊する(『ミスタードリラー・ドリルランド』)、というのは他ならぬ彼のアイデアである。

 

名無しであることと、異世界人であるため“真の敵”に知覚されないことから、様々な場所で様々な名前で活動している。

この特性があるなら「8番目」を召喚せずとも、彼を惑星ゼビウスに送り込めば良いと思うだろうが、そうできない理由がある。
なぜなら『Shadow Labyrinth』と同じタイミングで、惑星アウスにディープカバーエージェントとして潜んでいた彼が、惑星アウスの“真の敵”が惑星ゼビウスに介入しないよう押さえていたからである。
そしてこれが冒頭に書いた“ある原案”である。
つまりトリビア#11で書いた別のストーリー原案『(もう一つは『ニュースペースオーダー』の軍事帝國人)』とは、彼の惑星アウスでの活躍(※)のことである。

※惑星アウス以外でも惑星シオウスを除く“真の敵”が存在する全惑星で同様にバグルスのエージェントによる妨害工作は行われている。(惑星シオウスのみ所在が不明のため)

 

なおこれは余談となるが、同じバグルスに所属するエージェント、アイギーナの恋人である。

PAGE TOP