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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #54 -UIMS=Unknown Intellectual Mechanized Species-

UPDATE:2026.01.21

■UIMS=Unknown Intellectual Mechanized Species■

 

さて、前回は比較的ライトなトリビアを紹介したが、今回からはいつも通りに戻ることとする。
濃厚なトリビア編の最後である#52ではジェン・ジェンメルドについて解説した。
これはボスの一角であることもあり、引き続き主要ボスの説明に入る。

 

今回は『Shadow Labyrinth』に登場するボスの一つであり、ゲーム開始冒頭、Operation Sheyenne G.A.I.A.頂上、そしてUGSF戦艦甲板での決戦と、三度にわたり登場したUIMSコマンダー・オブ・コマンダー(COMMANDER of COMMANDERSUIMS CoC)について説明する。

 

このUIMSコマンダー・オブ・コマンダーの引用元となったUIMSコマンダーは、『スターブレード』『スターブレード・オペレーションブループラネット』『みずいろブラッド』に登場する存在であり、『Shadow Labyrinth』におけるものはその派生種の一つである。

しかし、それを説明する前に、まずUIMSとは何かについて述べることとする。
UIMSとはUnknown Intellectual Mechanized Speciesの略であり、知性を持つ機械種を指す。
UIMSという種族自体は『ギャラクシアン3』『ギャラクシアン3 ザ・ライジング・オブ・ガーブ』『スターイクシオン』にも敵として登場する(ただし、こちらにはUIMSコマンダーは登場しない)。

UIMSはギャラクシアンにおける「準災害級敵対勢力」の一つ()であり、ごく僅かな例外を除けば、コミュニケーションを取ることすら不可能な、ギャラクシアンにとって不倶戴天の敵対種である。

※他にギャラガ、バッツーラ、サディーン、ボスコニアン。ただしボスコニアンは一部の部族(スィンギアボルサ部、ドゥクゥ部、プルーサ部等38部族)のみであり、エッドール部、ボロンサコウ部、マァドン部の3部族は除外される(3355年にネヴィーア部も追加)。

 

2243年、ギャラクシアンが最初に遭遇した外宇宙物体UIMSである。
“Intellectual”の語が示すとおり知性を持つため、人類が初遭遇したETI(地球外知的生命体:Extra-Terrestrial Intelligence)は、2279年に確認されたエイリアン(ギャラガ)ではなくUIMSであるとする議論もある。
しかし3333年時点では、「知性を持つが機械(物体)である」という見解()に統一されている。

※あくまでも表向きの見解である。複数回の遭遇と捕獲調査から「本当に機械なのか」という疑念は以前より存在したが、2623年に捕獲されたUIMSにより、司令官種のみは知的生命体であるとされるのが内部的な認識である。

 

UIMSは進化速度が非常に速く、遭遇のたびに新種が確認されるため、未だにその全容を完全には把握できていない。
しかし、初遭遇の2243年以来1000年にわたる研究の結果、下図の進化系統樹を構成できる程度には理解が進んでいる。

概略としては、小さな部品種がさらに小さな部品種と結合し、新たな機能を獲得することで装備種へと進化し、徐々に大型化していくという流れである。
通常の進化系統樹では要塞種が頂点となる。
しかし、この系統の途中でおそらくエリート的に超進化する個体が存在し、それがUIMS群を統率する司令官種となる。
また、それらの個体の表面や内部で分化する部品種群は、独立して再び結合と進化を繰り返すことで個体数を増やす仕組みとされる。

 

UIMSは個々の判断や他個体との協力関係など、明らかに知性のある動きがあるが、下位種、中位種はおろか上位種である母艦種、要塞種もコミュニケーションに成功したことはなく、司令官種(UIMSコマンダー)のみ、コミュニケーションめいたものを取れることが数例のみ把握されている。

 

いずれの例でもギャラクシアン側でコミュニケーションを取ったものが行方不明、死亡、あるいは精神に異常をきたす等の結果に陥ったため、未だにどこまでコミュニケーションが取れるかは把握できていない。

上はUIMSコマンダー・オブ・コマンダーのメカデザインをしてくれた中川正吾先生(Shogo Nakagawa)にUIMS軍団図を作っていただいた。
UIMSコマンダーは有名な2335年(『スターブレード』)、2659年(『スターブレード・オペレーション・ブループラネット』)のものとは形状も異なる。

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