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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #27
UPDATE:2025.11.19
■ACTIV■
『Shadow Labyrinth』で主人公「8番目」の義腕として、様々な場面で貢献したACTIVについて解説する。
ゲームギミック的には『ディグダグ』『ベラボーマン』を参照している。

元となる設定は『しんぐんデストロ~イ!』のラティー(R.U.T.Y.:Root Unit Type Yellow:本名“アイギーナ”)が使用した遠隔操作武器である。
“ACTIV”という名はアクロニムで、正式名称は「迎撃強襲用随伴型複合戦術システム(A.C.T.I.V.:Accompaniment Complex Tactics-system for Interception and Violent-attack)」という。

『Shadow Labyrinth』でのACTIVは、前のトリビア#19で説明したOperation Panzer G.A.I.A.アウターフレームのメイン攻撃である全方位攻撃(O.V.E.R.:Omni-Vector Enhanced Ripper)を行うために作られたエルボー・スプレートの残骸の一部をベースに、異世界人である「8番目」にあわせたESP回路の組み込みと「腕」と「手」となる機構を付ける改造を施してある。
エルボー・スプレートのパーツカテゴリIDがACTIVであったため、そのまんまPUCKもACTIVと認識している。
ゲームの序盤に都合よく出現しているが、これは主人公「8番目」の腕がPUCKのナノバイト・マテリアル不足で再現が不完全であり、ESPソードを持てないほどの虚弱であることがシオ・ナイトの予知で事前にわかっていたことから、バグルスが事前に用意し、主人公「8番目」が召喚された直後にESPソードのある場所へと隠したからである。