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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #39

UPDATE:2025.12.17

■ボスコニアン①■

 

前回に引き続きボスコニアンの説明だが、なかなか『Shadow Labyrinth』に登場したボスコニアン・ネヴィーア部の説明に入ることができず恐縮だが、まずそもそも「ボスコニアン」とはどういう民族かを説明する回にしたいと思う。

 

ボスコニアンは宇宙海賊であり、宇宙を放浪しつつ惑星や艦船を襲うことを生業としている民族である。
組織としては族長を頂点として住人が全てそれに従う戦士・後方員という構成となっている。
地球で言う部族制が近い。族長は名誉戦士の推挙で選任される。

 

トリビア#37にも書いたが、ボスコニアンは全員女性のみのため、種の存続はクローニングや人工授精(惑星を襲撃する理由の一つとも言われている)によって行われている(『ニュースペースオーダー』)。
銀河連邦側からは3333年時点で40ほどの部族が確認されている。

 

肌の色は部族ごとに傾向が異なり、青~褐色(稀に白)、髪の色は赤茶~赤紫~青紫(稀に青銀)、虹彩は赤~紫(稀に灰色)と幅が広い。
身体はどの部族でも成人で平均170180センチ弱程度とかなり背が高い。
筋肉は細くつくタイプだが密度が高く、同じ体格のギャラクシアンと比較してもはるかに素早く力強い。
体格もこの筋肉によって形作られているためグラマラスである。

 

ボスコニアンの各部族は、銀河全体に散在して個別に活動している。
その活動領域は広いためボスコニアンの部族同士が接触することは少なく相互に連絡を取り合うようなこともない(※)。

※ボスコニアン・ネヴィーア部の窮地に同族が救援に来ない理由でもある

 

この関係性の薄さが部族ごとの外観の違いを生んでいる理由とも言える。
確認されている部族のうち3333年時点ではエッドール部、ボロンサコウ部、マァドン部の3部族はすでに銀河連邦に降伏して「ボスコニア」と呼ばれる星系国家として封じられている。

 

ボスコニアンの各部族は戦闘を生業とするため、部族の大半が戦士団に属する。
戦士はランクが付けられており、サトゥーレ・ドゥサトレイレー(スター・デストロイヤー)/ドゥサトレイレー(デストロイヤー)/ワフレレーレェ(ウォーリア)/ギャレードゥ(ガード)/トゥレーピュレー(トルーパー)/サウロドゥレー(ソルジャー)/ファギアファトゥレー(ファイター)/ボッツトゥロレー(バトラー)/アンピュレーン(アプレンティス)といった分類がされている。

戦士団としての最上位はガードとなる。

スター・デストロイヤー/デストロイヤー/ウォーリアはそれよりも強力な戦士のみに与えられる名誉戦士称号であり、彼女らの推戴によって族長が決定する。
戦闘能力の乏しいものや引退した戦士は後方員として兵站を担当する。
ただ兵站関連は大体が自動化されているので成り手は少なく、引退して後方員になるよりも戦死というパターンが多い。

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