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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #40

UPDATE:2025.12.19

■ボスコニアン②■

 

前回のトリビア#39につづき、女性だけの宇宙民族ボスコニアンの解説となる。

 

ボスコニアンの寿命は120歳程度。
同時期のギャラクシアンの寿命が150歳程度であるのに対してボスコニアンが少し短いのは戦闘民族ゆえ戦死が平均寿命を押し下げているだけで、長いと200歳近くまで生きる。
戦士団のみ遺伝子調整されており老化と体力・筋力低下が抑制されている。後方員になるとその処置はされなくなる。

創傷治癒が早いという特性を持つ。このエネルギーを賄うため総じて大食・多回食である。
蓄積と代謝も早く個人でも痩身・肥満の変化が激しい。

戦士団を構成し個人の戦闘能力も高いことから、ボスコニアンは野蛮であり科学的な部分が弱く感じるかもしれないが、クローン技術や医療・バイオ技術といった点では非常に高いものを有している。

重工業的にはマフ・グアントに代表される大型の宇宙艦艇の建造技術は3333年の時点でも銀河連邦をはるかに上回っており、最大で数十キロもある要塞を艦艇のように機動させることもできるのはボスコニアンだけの技術となっている。
降伏した一部勢力のマフ・グアントの一部は銀河連邦に接収されて宇宙ステーションや、UGSFでの要塞艦あるいは要塞として使用されている。
これは銀河連邦内星系国家であるボスコニアの主要輸出品のひとつでもある。

エネルギー系技術においては、「ボスコニアン・アンチマター」が挙げられる。
通常では正物質と対消滅して即座に消失してしまうものを特殊な結晶に封じ込めて対消滅が起きないようにする技術である。
銀河連邦では巨大な封じ込め機器(Confinement Device)を使うため体積に対するエネルギー効率が悪い、あるいは封じ込め機器の小型化に高いコストがかかるため高価格兵器になるのに対して、ボスコニアン・アンチマターは反物質をそのまま運んだり利用したりすることができるため、エネルギー効率が高い。
これもまたボスコニアの主要輸出品である。

また、兵器類も特徴的である。
人口が少ないことから無人兵器を使うことが多く、襲撃した惑星の原住生物や鹵獲した機材をベースに、バイオ技術・機械技術を用いて兵器化することも多い。
機械類は独特のデザインセンスで作られており、ひと目で見てわかるものとなっている。

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