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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #74 -エンドゲーム② ゼビウス・ガンプ・レプリカ-
UPDATE:2026.03.16
■エンドゲーム② ゼビウス・ガンプ・レプリカ■
※この先ネタバレがありますのでご注意ください※
ゼビウス・ガンプ・レプリカについて説明する。
前回のトリビア#73にもあるとおり、すでに作られてから数万年が経っているため、当初の形とはずいぶん変わってしまっている。
ガンプ・オリジナルは、その名にある「ガンプ(「寄せ集め」の意)」の通り、諸々の機能を外部に貼り付けたような状態ではあったが、レプリカであるゼビウス・ガンプは機能が統合され、またそこからさらに長い時間が経っているため、保有しているドークトの成長に伴い大型化などの進化を遂げている。
ただ、この状態でも、ゼビウス・ガンプ・レプリカはあくまで人類の幸福に資するマネジメント機能に特化している。
膨大なESPを駆使して星系丸ごとの跳躍や惑星改造を行うなど壮大な規模ではあるが、それを攻撃力として使用する場合は何らかのデバイスや戦闘兵器を使用している。
かつてはゼビウス・ガンプ・レプリカとμ宇宙の地球そして5つのガンプ・レプリカとは相互に状況を共有し合い、6つのガンプ・レプリカを1つのガンプとしてクラスター動作させるため、ESP回路が確立されていた。
しかしすでに数万年を経て、各々のガンプ・レプリカは個性を確立し、それが相容れない関係を持ってくると、次第に相互の生存情報を監視、確認するテレメトリ情報にとどまってきている。
現時点では、それぞれ下図のとおりとなっている。
さてここからは、『Shadow Labyrinth』におけるバグルス(シオ・ナイト)と、ゼビウス・ガンプ・レプリカとの戦いの説明となる。
すでに過去のトリビアでも明らかにしているが、PUCKと主人公「8番目」の戦いの裏では、彼らの戦いが行われていた。
ゼビウス・ガンプ・レプリカは、今までのトリビアの内容からみると常に敗北しているが、それはあくまで本来の機能が上述の「人類の幸福に資するマネジメント機能に特化している」からである。
ガンプ・レプリカ本体が持つ機能としては、ガンプ・ファミリー内でもアウス・ガンプ・レプリカと並び随一で、形状も機能もほとんど損失なく生き残っている。(ESPの保有量だけが問題である)
バグルス(シオ・ナイト)の最優先破壊目標はガンプ・ファミリー内では、ゼビウス・ガンプ・レプリカか、アウス・ガンプ・レプリカであり、最低限弱体化まで持っていきたいという考えとなっている。
そのうち、ひとまずアウス・ガンプ・レプリカは留め置かれた。
これはアウス・ガンプ・レプリカは熟考のガンプ・レプリカであり、行動が予測しにくかったという理由と、銀河連邦との接触と交戦が予知されていた(※)からである。
※この戦いは『ニュースペースオーダー』におけるThe New Space Order War(2845-3210)へと繋がる。
よって、最優先破壊目標は必然的にゼビウス・ガンプ・レプリカとなっていった。
『ゼビウス』『ソルバルウ』から分かる通り、当該固体はもっとも攻撃的な性格を持っていた。
そのためバグルス(シオ・ナイト)は、まずゼビウス・ガンプ・レプリカに脆弱性をもたらすことを方針とした。
最初に打った手は、バグルスとシオ・ナイト自身の存在を悟らせずに、ゼビウス・ガンプ・レプリカのESPを減らす工作であった。
これは明確な予知や予測に基づいたものではなく、それ以外に選択肢がなかったとも言えた。
長きにわたる工作期間を経て、その結果にようやく至ったとき、ゼビウス・ガンプ・レプリカは従来では考えられない行動を取った。
これはおそらくはバグルス(シオ・ナイト)の工作に業を煮やした結果であろうが、この世界でESPを蓄積するよりは、一気に外の世界のESPを収奪すればいいと考えた(※)。
※トリビア#63
ここで変化が生じた。
部下のブラグザたちに「クセ」が出るようになったのである。
もともとそれに近しい雰囲気はあったが、より顕著に行動へ出るようになった。バグルス(シオ・ナイト)は悟った。
ゼビウス・ガンプ・レプリカはESPだけでなく何者かを取り込んでしまったのだ、と。
高度な知的生命体の選択が本来想定していた異なる結果を生み出し、ついに介入できる隙を作った瞬間であった。
ただ「それ」が何であるかまではわからなかった。
バグルス(シオ・ナイト)は万能ではない。
並行世界も含めた無限に近い選択肢からたったひとつの因子を見つけ出すのは容易ではなかった。
したがって「それ」がわかるまで、ひたすら仮定に基づいて検証した。
これは非常に長い時間がかかるものであった。
しかし、これが、あるとき不意に大きく前進した。
これは長きにわたる検証の結果が実ったわけではなく、バグルスに最近エージェントとして入ってきたある青年のひと言であった。
その青年はいくつかのミッションを経て、ゼビウス・ガンプ・レプリカとブラグザの行動パターンを読み取った。
そして「それ」が何であるかを解明した。
あれは…『パックマン』だ。 『パックマン』を取り込んでしまったんだ。
そのエージェントの名は“名無し”(※)。
異世界から来た者であり、異世界で「それ」をよく知っていたからこそ、たどり着いた答えであった。




