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タゴッチ博士のShadow Labyrinthトリビア #21

UPDATE:2025.11.05

■G.A.I.A.コア(自律機動爆弾)②■

 

G.A.I.A.コア(自律機動爆弾)の2回目の解説となる。

 

 

 

※注意:此処から先は大きなネタバレを含む※

 

 

 

本コーナーの第17で、Operation Panzer G.A.I.A.の他のステージは惑星ゼビウスの大気圏で燃え尽きたことを述べたが、本機だけは無事降着に成功している。
これの意味するところは本機だけが唯一“ガーメント・システム(グレード・インフィニティ)”が使えるということである。

 

この“ガーメント・システム(グレード・インフィニティ)”、本コーナーの第19では「これに使われている技術はまったく別のもの」と書いたが、実は中身はバグルスの超次元宇宙船シオ・ナイトの分体である。

 

本コーナーの第20では、
「本機の内部で“死を定義したさらなる上位次元”を作り上げ、アストラル体を捕喰して取り込んだ後、最後に本機内部の次元をゼロに書き換える」
と簡単に書いているが、次元操作はバグルスのメンバーでも容易に扱える技術ではなく、ましてや“真の敵”に見つからないほど小型化は不可能である。
これを達成するため超次元宇宙船シオ・ナイトのコアの一部を切り出して使っているのである。

 

よって本機のみESPを遮断、欺瞞する機能が働いている。
その結果、G-Hostオレンジは本機を完全に侵食できず、解析もできず、“真の敵”に危険を伝達することが出来なかった。

また、“真の敵”探索の長い旅の中でも、常に監視している“真の敵”から見た本機は「意識の外」であり、最後の戦いの場における侵食攻撃、そして“真の敵”との戦いにおいても、本機のZ兵器機能は知覚できておらず“最後に残った小さなロボット兵器による足掻き”にしか視えず、ガーメント・システム(グレード・インフィニティ)は想定通りの機能を発揮した。

そして、このシオ・ナイトの分体を使うという攻撃は、“真の敵”が使いバグルス、PUCK、そして主人公「8番目」をさんざ悩ませたブラグザ(“真の敵”のESP分体)による攻撃をそのまま“真の敵”に対して応用したものであった。
シオ・ナイトのESP遮断能力が減少するという犠牲を伴いつつも、惑星オリウスにつづく2体目の“真の敵”の一時的な休眠に成功したのである。

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